2018年07月19日

自己表現の道具-4-

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自分をアートの形として表現する、自己表現の手段だと思って作品を制作する。
制作して発表する、このプロセスで、自分に戻される思考って、基本的に必要だと思うんです。
でも、この自分という立場をベースに置く、という制作態度が、昔からあったとは思いにくいです。
自分をとらえるという問題は、近年、ぼくの感覚では、文学においては私小説、1930年代でしようか。
写真においては1960年代後半からではないかと、考えています。
いずれにしても、自己を捉える視点というのは、近年に起こってきた潮流だと思えるのですが。
いわゆる<自己の発見>、柄谷行人さんは<内面の発見>という名称を使っておられますが。
まだまだ、自分を捉える、という視点は、写真表現においては、一般化していないように思えます。


posted by shigeo at 11:07| Comment(0) | 自己表現の道具 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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