研究会のお知らせ

<ご案内します>

日本写真芸術学会 関西支部第 6 回写真研究会
「1970年代以降の関西の写真の動向を考え、アーカイブスの方法論を探る:京都を中心とした写真活動について」


関西の写真家たちは、1970 年代以降にオルタナティブな活動を積極的に行ってきました。
あらゆるメディアや形態での写真活動を俯瞰し、自主ギャラリー、企画展、雑誌など、それらの資料をどのように収集し、保存すれば良いかを探ります。
今回は 1980 年代より京都を中心に写真家、写真評論家、写真教育など様々な活動を現在まで続けられている写真編集者の中川繁夫氏をお招きして、関西と京都を中心とした写真動向を振り返ります。ぜひご参加ください。

日時:2019 年 9 月 7 日(土曜日)
午後 5 時~午後 7 時
(午後 4 時30分開場)
登壇者:中川 繁夫氏(写真編集者)

会場:ビジュアルアーツ専門学校大阪
VD1校舎(新館)7階7B教室
(大阪市北区曽根崎新地 2-5-23)

※阪急梅田、阪神梅田、JR 大阪、
地下鉄梅田、東梅田駅から徒歩 10 分。
地下鉄四ツ橋線西梅田から徒歩 5 分。
※会場には駐車場はございません。
参加無料 【事前申込み不要】
連絡先:jsahp.kansai@gmail.com
※ただし、9/7 当日のみ受付、午前 10 時~午後 3 時
※会場への電話でのお問い合せはご遠慮ください


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写真史の構成-2-

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 フォトハウス表現塾のテーマで、全六回にわたって、写真という枠組みを歴史的な時間軸の中で明らかにしようとの試みを企てました。なによりも自分のための学び直しが中心ですが、この半世紀の歴史をかいつまんで論じようと思うところです。1960年代のアメリカで起こっていたことをとらえて「コンポラ展の時代1960年代から」続いて日本の1970年代、厳密にはプロヴォーグは1968年からの発刊だから、それも含め「プロヴォーグの時代1970年代から」としてしていて、日本の写真史の枠を確定していきます。そうして「関西の写真史」に及びますが、ここでおこなえる検証は、いわゆる写真写真の写真であって、アート的とかの写真はおおむね排除されてしまう結果となります。なので、続編では排除された写真と合流させて、全体を捉えられないかと思うところです。

 上記の三つの枠は、アメリカ1960年代以降、日本1970年代以降、関西1930年代以降、という設定で、2017年現在、今の写真作品の現れ方についての考察材料としたいところです。ところで、最初の枠が「現代アートと写真の現在、その動向」をタイトルにして、全体の出口として示唆するように仕向けたところです。四回目には文学評論の柄谷行人氏の論文「日本近代文学の起源」を文学という立場からですが、作家の内面史みたいなところで「風景の発見」、「内面の発見」、「告白という制度」などの論があって、その論が写真の流れをつかむにも適用できるのではないかとの考えで、取り入れたところです。次には東松照明の軌跡とその周辺」ということで、日本を代表する現代写真の作家と認定します東松照明さんの作品群、テーマとなった事象を見てみようと思います。と同時に東松照明さんの通り道におこる渦のなかにいた写真家などの仕事も取り上げてみたいと考えています。

 全六回のそれぞれのテーマを研究材料として提起しますが、この提起は中川個人の見識ですから、これを軸に、対抗軸を出していただくメンバーを頂きたいと思うところです。この六講の中身を軸にして、これを深めていく、これの周辺領域から他の解釈方法へ、あるいは商業写真やデザインとしての写真や心象主義的な写真や、様々に絡みながら、全体が作りあげられれば、と考えるところです。ぼくなんぞは、中途半端なままで、いっちょまえに論を語るわけですが、そうではなくて、批評というレベルで、論文を書かれ、あるいは論じられる人が出てこられることを希望するところです。写真=静止画という領域の現在的なありようを、どう解釈するかということが、いつの時代にも必要なことで、優れた批評家が優れた作家を生み出す、という仮説を提供したいと思うところです。

写真史の構成-1-

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フォトハウス表現研究所のホームページ

 フォトハウス表現研究所をこの9月1日付でネット上に設立しました。この研究所が主宰するフォトハウス表現塾を具体化して「学びの場」として構成していこうと考えているところです。そこでは表現のジャンルとして5ジャンルに分けています。絵画、写真、映像、音楽、文章。この5ジャンルですが、これらは統合されて、論じられて、表現の方法というものを導きだそうと思うところです。いま2017年ですが、この現在の表現ジャンルそれぞれの現状を、明らかにできないかと考えているところです。10月21日には「アルナイル」の場にて「フォトハウス表現塾」の立ち上げが起こります。塾というイメージで、研究の場を熟成させていこうとするものです。

 この表現塾においては、2018年3月までは、プレ開塾ということで毎月1回の開塾で、その都度、討議テーマを設けて、議論というか意見交換というか情報交換をしようと考えています。まだまだ未熟な組織なので、当面、誰がテーマを出すかというところで、主宰者の中川が得意とする領域でテーマを出そうと思います。表現全体のなかの静止画「写真」という表現物が創ってきた歴史を今に引き寄せ、振り返り、再検討していこうとするものです。6つの表題で仮テーマを決めたのでここに書いていきます。というのも中川のこれまでの展開から「写真」という表現に焦点を当てて考えたい。論述には、いくつかの系が考えられますが、ここではオーソドックスな、と思われる1950年代以降の写真史を軸にして組み立てたいと思います

討議テーマは次の通りです。
1「現代アートと写真の現在、その動向」 2017.10
2「コンポラ展の時代1960年代から、そして今」 2017.11
3「プロヴォーグの時代1970年代から、そして今」 2017.12
4「柄谷行人著「日本近代文学の起源」を読む」 2018.1
5「東松照明の軌跡とその周辺」 2018.2
6「関西の写真史、1950年代以降、そして今」 2018.3

フォトハウス表現研究所のホームページ